本音って何だろう。①記者時代、初めてのデスクの言葉がきっかけ

「人の本音を聞いてこい」

記者として、社会人生活をスタートさせた時、初めての上司であるデスクから言われた言葉。

それ以来、私は「本音って一体何だろう?」「人はいつ、本音を語るのだろう?」という疑問が常に頭の中にある。

本音を語っていない人は直感的に分かることが多い。こんな格好いいこと言ってるけど、本当のところ、どう思っているんだろうか?本心を覗いてみたい。それはけっして意地悪な気持ちではないし、相手を暴いてやろうと思っているわけでもない。純粋に好奇心というやつだ。

本音って面白い。そして、むき出しで狂暴だけれど、美しいと思う。私の美学、そう、本音は美しいのだ。

そして、自分の本音に気づくと、人生を楽に生きられるし、さらに楽しめると思う。

入社前の私は、いわゆるコミュ障というやつで、家庭や学校など方々でイジメに合い、心を許せる友人もなく、10年間も感情を凍らせたまま日々過ごしていた。唯一、物語を読んだり観たりした時にだけ感情が動くのを確認できた。

だけど、それ以外はまったく怒りも悲しみも喜びもなく、周りが笑えば自分も合わせて笑うという、機械的なコミュニケーションでなんとかやり過ごしていた。

そんな中、ひょんなことから記者となり、肩書、年代問わず、ホームレスから国会議員まで、突然多くの人と接することになった。とても自分には無理な仕事だ。1年持ったらいいほうだろう……

拒絶する間もなく仕事が雪崩のように降ってきた。
私は半ばやけくそで仕事に取り組んだ。

荒療治が聞いたのか、人と接することには慣れていき、他人の喜怒哀楽にダイレクトに触れることで、私は感情を徐々に取り戻していった。

(続く)

投稿者プロフィール

テツコハナヤマ
テツコハナヤマ
「毒親育ち、彼なし金なし定職なし引きこもりが美人な生き方を目指す実験ブログ」改め、毒抜きカウンセラー/ココロの美人家庭教師のブログ。趣味は自尊心、イジメ、引き寄せの研究。元お受験塾講師&プロ家庭教師。

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